繁華街を正守と刃鳥が連れ立って歩いていたが、
刃鳥は少々不機嫌な顔をしていた。
何故なら一人でも出来そうな買い物に
無理矢理付き合わされていたからである。
「私がついて行く必要は無かったと思いますが」
「そう？　刃鳥にいろいろ選んで貰ったじゃないか。助かったよ」
確かにそうなのだがまだ納得いかないといった顔をした。

「墨村くん、久しぶりー」
二人の進行方向から三人の女性が明るく声を掛けながら近づいてきた。
正守が少しきょとんとしているのを見て、
女性達はちょっとすねたような顔をした。
「えー、墨村くんひどいー。高校の時一緒のクラスだったじゃないー」
「ああ、そうだね。すまない。あんまり綺麗になってたからわからなかったよ」
「前はブスだったってことー？」
「違うよ。以前は可愛い感じで、今は綺麗だねってこと」
「やだー。墨村くん上手いー」
四人の会話を刃鳥は『やれやれ、長くなりそう』と思っていた。
そんな刃鳥を見た女性達は正守に質問を始めた。
「この人、墨村くんの彼女？」
「彼女は俺の…」
「私は墨村の部下です」
女性達は恋愛話を聞き出したかったようだが、
そんなことに乗せられてはたまらないと、
刃鳥はきっぱりと正守との関係を言い切った。
もちろん正守は何とも言えない表情をした。
その後、女性達は正守の仕事を聞き出そうとしたが、
正守にのらりくらりとかわされて話が続かなくなり、
同窓会の誘いをかけて立ち去っていった。

「女は三人寄ればかしましいと言うけど、本当だね」
「まぁそんなものでしょう。ところで頭領はいつ高校に通われてたんですか？」
正守が裏会の施設にやってきたのは十五歳頃。
その後はずっと施設で暮らし、夜行を設立した。
その間のことを刃鳥は見てきていたから、
正守が高校に通っていなかったのは知っていた。
「それね。おじいさんが式神を作って通わせてたんだ。
世間体とかいろいろあるから」
俺は別にどうでも良かったんだけどね、と少し困ったように笑う正守の背中を
刃鳥はポンと押した。
「学歴が全てとは思いませんから、私も気にしません。
ですが、あの口の上手さはどこで覚えてんでしょうね？」
「そ……そう？　いつも通りだったと思うけど？」
「いつもの傍若無人な物言いとは大違いでしたよ」
それは……と必死に取り繕おうとする正守を置いて、刃鳥は先を歩き始めた。
慌てて後を追う正守の気配を感じて足を止めた刃鳥は、
「次はどこへ行くんです？」
と笑顔で振り向き、彼の手から荷物を一つ取った。

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まっさんが繁爺のことを「おじいさん」と言ったのは一応意味アリ。

良守と時音の別れの回か。
最初真面目に良守が話してた時は、無想状態で別れを告げるの？と
思ったけど、時音の涙でいつもの良守に戻って話してくれたのは良かったなぁ。

どんなに一般的には普通じゃない生活を送っていても、
毎日続くと当たり前のことになって、それが急に変わってしまうと
混乱してしまうんだよなぁ。

時音が良守に「あんたの優しいところ、大好きよ」と
言ってくれたのも良いねぇ。
ただちょっと時音の表情が満面の笑みじゃなかったのが、
寂しい感じがしたけど。
次二人が出会う時には良い笑顔でもう一度言ってくれないかなぁって
思っちゃったりします。

烏森に来た守美子は式神か。
出てきた時にキャプションが無かったんだよね。これで納得。
でもあの式神で守美子本人の七割の力って…
守美子ってものすごい術者だってわかってたけど、凄い。
まっさんも無想の修行をすれば今以上にはなれそうだけど、
その余裕がなさそうなのがアレだね。

しかしだ。まっさんはやっぱり自分では高校に行ってなかったんだね。
以前、家を離れて六・七年って言ってたから、
中卒ぐらいで家を出て、高校はどうしてたんだろうって思ってたんだな。
もしかしたら裏会の施設から通ってたのかと思ったんだけど、
それだと高校に通いながら夜行を立ち上げた事になっちゃうし…
で、今回の繁爺の発言で納得。
式神を使って高校を出させたのはやっぱり世間体とか、
その辺の事なのかなぁ。おかげで小ネタ出来ちゃった(笑)

次回からの展開が楽しみでございますよ。
今回の表紙は空の青さが綺麗だなぁと思いました。
良守も良守らしい表情なのが良いですなぁ。
その分巻頭カラーが渋い。
来月には28巻も出るそうなので楽しみですなぁ。

一番使い勝手が良いのはやっぱりスプレー糊。
部分塗りならマーカータイプの糊。
切って段差が出来るために普通のスティック糊や、
紙が波打つ水糊は不便です。

切り絵には関係ないのですがテープ糊。
出始めの頃に使って、使いづらいと感じて以来触らなかったのですが、
ものは試しにと久々に使ってみたら大分貼りやすくなってました。
でも使うならドットタイプの糊の方が便利かもしれません。
ちょっと高いけどね。

やっとこんな場面にたどり着いたんだなぁって感じ。

藍染と享楽・日番谷の会話がさりげに嫌みの応酬っぽい(笑)
そういえば雛森が現世に来たのって、作中ではどのくらい前だっけ？
アニ鰤でも大分前だもんなぁ…

最終ページの柱。
「烈!!」
なんて書いてあるから卯ノ花さんが動くんかと思った。
もしそうだとしてもファーストネームでかかんわな、卯ノ花さんの場合。

昨夜、撮りだめたままの五話分を一気に見て、
今朝はリアルタイムで見るぞと意気込んでたのに、起きたら九時でしたorz

そうか、十さんは逝ってしまわれたか。
満足出来たんでしょうかねぇ…

しかし、姫さんがいきなり出てきて本来の視聴者層は理解できたんだろうか。
戦闘シーンやメカがメインだから気にならないのか？
そんなことを気にしつつ、こういう展開もアリかなんて見てます。

ところで予告の御大将と太夫。なんかエロくねぇ？

一護がやっと藍染の元にたどり着いたわけだけど、
藍染が圧倒的な力の差を攻撃もせずに見せつける余裕。
強さはわかってることだけど、
その余裕や何故今のような行動を取っているのか。
その辺が未だにわからないんですが、
今回の藍染のセリフに関係あるんでしょうか。
(憎しみ無き戦意は云々ってやつ)
東仙みたいな過去持ちとか？

ラストで久々に大勢のキャラが集まってて凄いなって思いました。
今度こそ藍染vs死神・仮面になるのかしら。

修兵のキャラソン。
修兵には興味あるけど、キャラソンには興味ないんで何とも言い難し。

なんかあっさりしつつも一応烏森でのことは
これで終わりってことかな？
良守と守美子を見て、時音が考えたこと。
良守だけじゃダメだったってことで、
時音ではつとまらないから、時音は絶対必要な存在では無いってことか。
でも三毛野がいて、修行をさせてるから必要ではあるんだろうけど…。
良守自身にとっては絶対必要なんだけどね。

ついでに後者が崩れる予言がこんな風に実現するとは。
てっきり誰かが攻撃してきて、その結果そうなるんだと思ってたのでビックリ。
烏森の加護が切れたから壊れたというのは、
修復術で完全に直っていたという事じゃないってわけなんですね。
明日から学校どうするんだろう…

そして守美子の言った「しばらく会えなくなるからね」
しばらくってどのくらいなんだろう。
宙心丸を連れ出して封印する訳だから、一般的なしばらくではなさそう。
結構長い時間になってしまうんじゃないだろうかと不安になってしまいます。

次回は表紙と巻頭カラーか。やっぱり良守…なんだろうな。
でも楽しみです。

・チョコレート専門店の期間限定　柚子のチョコ
…柚子？
ホワイトチョコに柚子ピールが入ってるんだけど
柚子ピールを噛まないと柚子感が全くないという、
柚子好きには残念な味でした。チョコ自体は美味しいんだけどね。

・スウェーデンのチョコミントビスケット
…チョコミント？
薄くてサクサクして、チョコビスケットとしてはかなり美味しいんだが、
ミント感が行方不明orz
ただ数枚食べると少ーーーーーーーーーーーしだけ
ミントのスッキリが感じられるので、一応チョコミントなのかな？

・アメリカのGの付くメーカーのパールチョコ　ミント
美味い！！！！
ダークなチョコにハッキリとしたミント味。
一粒でも満足出来るし、パッケージもおしゃれで好みです。
さすがは有名メーカーなだけあって、ざらつき感無し。
ただ、高いorzので頻繁には食べられんのが残念です。
先日ここの限定チョコとやらを頂いたんですが、
これも美味しかったですv

・桜餡のもなか
自分で組み立てるタイプのもので、皮がサクサクv
餡も良い感じにぷるりとしてて、甘さも丁度良くて満足でした。

今回はHorn様と合同サークルで参加してました。
インテでは相変わらずまったり。おまけに６号館３階だったんで更に倍。
郭公を飼うのは慣れっこだぜorz
その分お目当てのところで買い物できたり、創作スペースで揉まれたりして
イベントは楽しんできました。
夏以来のNさんにお会いできたのも嬉しかったし、
いただいた御本に度肝を抜かれました。
種類・装丁・クオリティ。どれを取っても凄くて、見習いたいものです。

フランクは行列を見て諦めました。そして今回もうどん食い忘れたしorz
トイレと宅配の搬出列も凄かったです。

いろいろございましたが、いろんな方にお会いできたり、
声を掛けて下さった方もいて、とても楽しかったです。
鯉柄スキーさんって結構いらっしゃいますな。

コスモスクエア駅もやっぱり行列。
でも去年の一月に比べたら可愛いもので、あのくらいなら何とか耐えられました。
そんな４時半頃。

今回は適当にセレクトした場所にKさんをお連れしました。
和雑貨屋にチョコレート専門店にココア専門店。
後者二つは一度に行くべきものではないと思うんですが、
歩いて移動できる距離であったこともあって…
そして両方とも美味しかったですv
チョコ専門店はこってり系、ココア専門店はクリーミー系という印象。
セレクトしたものの差があると思うんだけどね。

移動の最中に見つけたチョコミントクッキーを買ってみたり、
551でシュウマイを買ったり、布屋さんで鯉柄を探してみたりと
連れ回すにもほどがある。ふらふらしてごめんなさいorz

それから以前見つけた鯉の名を冠した日本酒の醸造元が
年末に廃業してしまったらしく、慌てて見つけた店に買いに行ったり。
パッケージの販売元は営業譲渡先のメーカーに変わってました。
営業譲渡されても、同じものが製造され続けるとは限らないからね。
廃業したメーカーさんは見学が出来るとあったので、
いつか足を運んでみたいなぁと思ってただけに残念です。
アルコールは強くないので、ちびりちびりやりたいと思います。

同じ名前を冠した日本酒はいろんな種類があるのですが、
お気に入りはパッケージからしてそそられる、とある一品。
特殊紙に三色刷＋箔押し。
鯉の絵も好みに合ってて、見てるだけでも幸せvv

そんなこんなで帰宅する際、最後にまたやらかしたよ。
じぇーあーるの改札機にするっとかんさいを突っ込んだorz
そして私はいこかを持ってない。ぴたぱも持ってない。
そろそろどっちかを持った方が良いのかもしれないと思い始めてますが、
いこかにいこちゃんがプリントされたら持つよ。
限定されたカードにしかいこちゃんいないんだもんな。

可愛くコミカルな展開でほのぼのしてしまいました。
良守も時音も可愛いんだもんなv
お殿様こと宙心丸も一緒にいた子供達も可愛いです。

やっと時音の修行の成果が少しでも見られたのは良いですな。
しかし壁から出てきた手。指が色っぽいなぁ〜
これが基礎だってことは、応用が利くようになるともっと凄いことが
出来るようになるって事だわな。
どんなことが出来るのか楽しみです。

話の展開も楽しみなのに、次週休載なのか。残念。
守美子がどんな行動を取るのかとか、裏会の方とか気になるのになぁ。

ふーむ。平子の能力は逆さまか。
そういえば自己紹介で黒板に字を書いてたときも逆さまだったね。
で、藍染にはあっさりと破られると。
そうしないと一護の存在理由が無くなってしまうわな、
と思ってたらやっと到着。これから長い戦いが始まるんだろうか。

東仙・狛村・修兵。やっとわかりあえたのに、そう来ますか。
藍染らしいやり方だとは思いますがね。
また修兵のトラウマになってしまうんでは…
目の前で失う事とか、その原因が藍染であるとか、共通点がありすぎ。

東仙は修兵の顔を見られたんだろうか。
見ておきたいと言った直後に「ドン」だったから…

01日　栗森さん
早速ありがとうございます。
栗森さんとお話ししたから、あんな感じの正刃が描けたんですよ。

自分の気持ちに気づいて、少しとまどいつつも刃鳥さんの様子が
気になったりしてるまっさんと、
刃鳥さんはそんなまっさんに薄々感づき始めてるかなーって
そういう微妙な二人です。
そんな空気の中の二人も結構萌えるなとか思ってみたり、
欲張ってもっとくっつけよと思ってみたり…ワガママですね(笑)

いつかこの距離がもう少し近づいてくれたらと思わずにはいられません。
今年こそ、今年こそ！