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霊術院帰りに祭に寄ってみた。 蟹沢がたこ焼きを食べたいというので、一舟買った。 二人で一舟。たこ焼きは八つ。爪楊枝は四本 はふはふいいながら蟹沢がたこ焼きを口に運ぶ。 その姿を眺めながら、俺も一つ。 小柄な彼女とは思えないくらいの食べっぷり。 「よく食うなぁ…」 思わず言葉が洩れる。 「うっ」 蟹沢が詰まる。 「あ、いや。気持ちいい食いっぷりだったから…」 とっさにフォローしたが、彼女は顔を赤くして食べるのを止めてしまった。 ちょっとデート気分な修蟹です。 宵の雰囲気を出す為に、いつもよりも彩度を下げてみたら、 落ち着いた感じになっていい感じかなと。 |