霊術院帰りに祭に寄ってみた。
蟹沢がたこ焼きを食べたいというので、一舟買った。
二人で一舟。たこ焼きは八つ。爪楊枝は四本
はふはふいいながら蟹沢がたこ焼きを口に運ぶ。
その姿を眺めながら、俺も一つ。

小柄な彼女とは思えないくらいの食べっぷり。
「よく食うなぁ…」
思わず言葉が洩れる。
「うっ」 蟹沢が詰まる。
「あ、いや。気持ちいい食いっぷりだったから…」
とっさにフォローしたが、彼女は顔を赤くして食べるのを止めてしまった。

ちょっとデート気分な修蟹です。
宵の雰囲気を出す為に、いつもよりも彩度を下げてみたら、
落ち着いた感じになっていい感じかなと。
080528